救護法、きゅう師、看護師、旧生活保護法、吸入療法

救護法とはどのようなものですか?@

救護法というのは、
1929年に制定され、1932年に施行された法律ですが、
本法は、旧生活保護法の制定により廃止されています。

 

この法律では、救護の実施主体を市町村長とし、
次の者を救護対象としています。

救護法とはどのようなものですか?A

■「65歳以上の老衰者、13歳以下の幼者、妊産婦」

 

■「不具廃疾、疾病、その他精神や身体の障碍(しょうがい)
 により労務を行うに故障あるもの」

 

なお、
救護を行政の義務としたものの、
対象者はかなり限定されていました。

きゅう師とはどのようなものですか?

きゅう師というのは、
漢方療法の1つである、もぐさを人体の患部・局部に置き、
火をつけて、その熱気により病を治すことを業とする者のことをいいます。

 

このきゅう師は、
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律に基づく
国家資格で、厚生労働大臣の免許を受けます。

看護師とはどのようなものですか?

看護師というのは、
厚生労働大臣の免許を受け、
医師の指示のもと、診察や治療の補助を行い、

 

また患者の療養上の世話を行う、
国家資格をもつ職種のことをいいます。

 

なお、看護師の多くは、
病院や診療所に勤務しています。

 

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旧生活保護法とはどのようなものですか?

旧生活保護法というのは、
1946年に成立した法律であり、

 

初めて国家による無差別平等の保護義務を規定した
画期的な法律です。

 

しかしながら、
欠格条項や民生委員を補助機関とするなど
戦前の救護法を踏襲している部分も存在していました。

 

なお、1950年には
生活保護法となっています。

吸入とはどのようなものですか?

吸入(ネブライザー)というのは、
鼻腔、口腔、気道に対して、
治療を目的として霧状の薬液を噴霧することをいいます。

 

なお、加湿を目的とする場合も同様です。

吸入療法とはどのようなものですか?

吸入療法というのは、
薬品や水を吸入器(ネブライザー)で霧状にして

 

口腔・鼻腔から噴霧し、
気道や肺に送り込む方法のことをいいます。

 

この吸入療法は、
気管支拡張剤やステロイドなどの薬剤溶液を投与する際や、
気道内を湿潤する際に使われます。

 

なお、救急蘇生時などの酸素吸入も、
この吸入療法の1つです。

 

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